ハンディ機用に1200MHz同軸コリニアホイップを作ってみた【試行錯誤編】
前回、ツインデルタループに敗北した、、、と思われた同軸コリニアホイップですが、どうやら調整で失敗していたためのようでした。
情けないけど、、、、まあ気を取り直して頑張ってみます。
多段はだめかな。。。と思って2段を作ってみたりもしました。
自宅の屋根の上で使ってみるとなかなか良さそう!だったので、移動運用のメッカ?稲城市のみはらし緑地で2回目のテストに向かいました。
到着早々雨が降り出して大変でしたが、3局ほど交信した結果は、やっぱり2段よりも3段、4段の方がよさそうという結果に。
さらに、秋葉原でAKCの方々からアドバイスをいただきました。
1.アンテナの給電部の下に、5D-FBを10㎝ほど一番下に足して高くする。1.2Gでは人の頭の影響がかなり出るとのことなので、耳に当てた時に頭上に給電部が出るようにしました。
2.グルーで接続部を固めたり、熱収縮チューブをかぶせると共振周波数が下がるので、それに適応できるようにエレメントと給電部の長さを色々変えてみる。だいたい裸で1320MHzくらい。グルーで固めて熱収縮チューブをかぶせると1295Mhzになるようにする
同軸をRG58A/uを使っている事情もありますので、同軸コリニア研究会のマニュアルの数値にこだわらずベストな数値を追い求めました。
今回は頒布しているもの以外にもいろいろなサイズの治具を作りました。
3回目のテストは以下のものを使ってみます。
<4段同軸コリニアホイップ>
エレメント長76㎜ 位相給電部(下)38㎜ (上)36㎜
<3段同軸コリニアホイップ>
エレメント長76㎜ 位相給電部(下)37㎜ (上)42㎜
そして、対抗馬は、、、あの宿敵!?ツインデルタループです。
まずは自宅で受信性能テストです。
屋根の上からレピーター局を受信してみました。
以下、デルタループ、4段、3段の順番です。
八王子市高尾町 54,54,54
八王子市片倉 51~53,51~53,51~52
青梅 51,51,51
結構いい感じです。今度の休みに稲城市のみはらし緑地でテストをしてみたいと思います。