フィラメントの試行錯誤

最近、フィラメントの迷宮に入っています。。。

まず購入したのが木質のフィラメント。「Pxmalion Wood ウッド 3Dプリンター用木造フィラメント素材」というやつです。最近、3Dプリンタで額縁を作っていたので、いいかなあと思って試してみました。

印刷中はトラブルもないしいい感じ。。。とおもっていたら、完成したものをみてびっくり。安っぽい。。。。

MDF合板の超安っぽい感じ。紙製みたいな感じといったらいいでしょうか。まあ、目的次第ではつかえるけど、額縁用としては却下ですね。。

で、白のPLAにこだわって作り始めたのですが、一番良かったのが手持ちのPRILINEのフィラメント。

純正のAnycubicのPLAフィラメントと比べて、テカリが無く、マットな感じ。色も真っ白です。一方、Anycubicの方は、あめ色というか、透明感のあるちょっと黄色が入った感じ。印刷のしやすさも、PRILINEの方が上でした。

amazonの書き込みを見ていたら、PLAのフィラメントには2種類あって、透明感の高いものとそうでないもの。印刷しやすいのはそうでない方だそうです。額縁にはPRILINEの方がいいなあ。と思っていたのですが、ホワイトは売り切れ。さらにAnycubicも売り切れ。なんだかPLAホワイトの在庫がどんどんなくなっている気がします。

コロナのせいなのか。。。

そこで次に選んだのはThunder 3D PLA フィラメント。

でも、これがひどかった。。なんだか巻が悪くで、フィラメントも色々な方向に曲がっていていまいちな感じ、、、と思っていたら挿入していきなりフィラメントが入っていかない!!もう、すぐ返品しました。

でも、とはいえ他にPLAの白の在庫があるものが、、、、無い中で決めたのが、

RepRapper PLA 3Dプリンターフィラメント  

届いてみたら、これはノズル洗浄針がついています。

しかもこのパッケージが2つも。サービスに気合がはいってるなーと思って使い始めたら、これまたいきなり詰まる。うーんそのためのノズル洗浄針付属か!

温度を230℃まで上げて、印刷すると、だいぶいい感じ。印刷ができれば、とてもきれいなのですが、、、やはりまた詰まる。どうしてもステージの右側で詰まる。これはAnycubicのシリコンチューブの曲がりがきつくなった時のようす。現在サポートにメールで連絡して、対応を相談してみました。

片言の日本語でしたが、とても丁寧にこちらのデータを送ると、印刷して試してみてくれたり、返金対応もしてくれたりと、かなり至れる尽くせり。ただ、結論としては、やっぱりロットの問題があったようで、あきらめることに。

そして次に選んだのが、Pxmalion PLA 3Dプリンター用フィラメント素材。ちょっとお高め3000円越え。でもこの際なので、品質重視で試してみました。

これは、ほぼ、完璧!出来上がりも美しいです。色が乳白色しかなかったのがちょっと残念ですが、額縁は塗装をすることにしたので、問題なし。ということで、色々試しましたが、今後はこれを使っていきたいと思います!

その後、RepRapper PLA 3Dプリンターの残りを使っていてわかったことが。フィラメントを巻くリールの穴が大きすぎるため、anycubic maga-s のフィラメントホルダに刺すと、中心軸が大きくずれて、出にくくなっていました。フィラメントフォルダにシリコン系の潤滑油を付けたらかなり改善しました。